16  いきいき大豆ふれあいオーナー制度

 6月10日(日) オーナー制度の説明会
 今年も黒大豆のオーナーになろうとずっと案内を待っていたのですが(今度は写真も撮って成長記録を掲載しようと思っているので)、応募記事を見つけることができず、いつ頃実施されるのか聞くために、今日、直接JA農協に行って来ました。
 何故か駐車場には車が多くて止める場所がなく、人の出入りが多いと思っていたら、本日が黒大豆オーナー制度の説明会であった。事務局の若い女性にオーナー制度の事を尋ねると、「5月末に申し込みを締め切り、今、説明会が終わったばかりですよ」とあっけない返事でした。
 ダメでもともとなので、もう一度、受付の男性の方に「昨年参加したのですが、もう申し込み無理ですか?」とおそるおそる尋ねると、キャンセルあるからと快く受け付けてくれました。
 申込金3000円(上手い具合に丁度のお金がズボンに入っていた!)を払って、正式に「いきいき大豆ふれあいオーナー」になることができ、今日はラッキーな一日でした(後一時間ずれていれば、今年は無理だった)。

 6月24日(日)定植会 
 早朝から大雨です。今日10時より大豆苗の植え付け作業がありますが、この雨で実施するのか(小雨決行と書かれていたが)、電話して確認しようとしたがどこにも電話番号が書かれていない!
 まあいいか、場所もそれほど遠くないし、スコップ、クワ、参加証、バケツを持って、妻と一緒に出かけてみることにしました。
 大豆植え付け場所は、家から車で10分ほどの所で(昨年の場所と異なっていた)すでに10名ほど来て植え付け作業をしていました。畑では、雨もほとんど止み蒸し暑くなってきました。
 受付で参加証を提示して場所の指定を受け、苗20個貰うのだが、説明会で飛び込みしたので、私の名前が名簿に記載されてなく、会費を払った参加証があったので、そのまま名前と電話番号を控えて、名札(竹を半分に割って白ペンキで塗った物)に区画番号19と名前を黒マジックで書き、大豆の苗10個ずつ入ったパック2個と植え込み間隔(40cm)を測定する竹へらを貰って手続きが終了しました。
  今回は幸運にも一番端の畝で、用水溝近くで、水やりするのがとても楽です(昨年真夏の水やりが、何度もバケツに水を汲んで長いあぜ道の往復たいへん疲れました)。畑の中は昨夜からの雨で水が溜まりぬかるんでいました。本当は長靴も持ち物の中に書かれていたのですが、穴が開いて水が染み込んでくるので普段の靴を履いていきました。妻も同様に運動ズックでした。これではお互いに、苗を植えることが出来ない!仕方ないので、私だけ靴と靴下を脱いでズボンの裾を捲り上げ、子供のどろんこ遊びの格好で裸足で畑の中に入り込んだ。

 まず、自分の場所である旨の竹札を立て、竹棒で40cm間隔に印を付けながら、1本1本大豆の苗を置いていきます。最後に2本苗が余ったので、再度間隔を詰めなおしました。畝の土は軟らかく、スコップ無しでも手で簡単に穴が掘れます。中腰の姿勢で、大豆の苗を子葉まで埋め込んで土を被せます。

最後に畦にたまった水をパックで救ってかければ終わりです。結局持ってきた道具=クワ、バケツは必要なく、長靴が一番重要な物でした。次回用に、どこかで安い長靴買いに行かなくては!
 隣の人が「お宅の苗は大きいですね!」とうらやましがっていました。
  遠く白線の見えるところまでが私の領域です。 は黒大豆の苗です。

 去年も参加されていたようなので、「昨年は25個苗を植えたのに、今年は20個しか貰えないのですね」と話したら昨年に続き好評で、申込者全員を受入れるために植え付け面積を狭く、苗が少なくなったとか。昨年と比較して2割も苗が減ったのだから、値段も安くすればいいのに!
 結局、一緒に来た妻は何もせず、私が裸足で苗を植え付けしている所の写真を撮るだけでした。
 1時間ほどで植え込みが終了し、用水路の水でどろどろになった足を洗って、今日の定植会は終わりです。途中JA職員の人に今回の参加人数を聞いたところ、土曜組(別の場所で植え込み)150名と日曜組150名の合計約300名でした。

 7月7日(土)

  黒大豆の定植から2週間が経ちました。畑には誰も見あたらず、耕耘機だけが畦に横倒しになっていました。畑の持ち主が土寄せを行ったのでしょう、畝は盛り上がり、畝間は広くなっていました。定植した当時は二葉から本葉が出始めた状態でしたが、今は茎もしっかりして、節目からは三つ葉が出てきていました。
 この大豆畑の隣は、田んぼであぜ道の途中、カエルの鳴き声を聞きながら帰りました。

  7月22日(日)
 
出張に続いての3連休だったが、こう暑くては、黒大豆も水を欲しがっていると思うが、どうも畑の方に足が向かず、何もする元気がない。
 「22日は、より生育を促すために土寄せ及び除草を実施します」とハガキ案内が来ていました。午前と午後の二班に分かれていたので、10時にバケツ、柄杓、スコップ、クワにデジカメを持って、こんなに暑くては日射病になるので帽子をかぶって1人で出かけました。

 時々は黒大豆の畑を覗きに行っても誰1人と会うことがなかったけれど、本日は土寄せ会実施日なので既に10家族ほどが畑の中で作業をしていました。まず、株の側に生えている雑草を、スコップで根ごと引き抜き、下葉の枯れたのを取り除きました(雑草は思ったほど生えてはいません)。その後、クワで両側の畝間より土をかき寄せて、株元に積み上げます。最後に、水遣りして終わりです。今日は用水路には水は流れていないので、側溝に溜まった泥水をバケツで4〜5回も汲んでは柄杓で与えました。去年は、少量の水遣りは根が水を求めて上に伸びるからダメだと言われていたのですが、カラカラの土を見るとつい水を与えたくなります。

 約1時間で一通りの作業は終えましたが、素人百姓は、スズメの額ほどのちょっとの畑でも、腕はだるく、腰は痛いです。
 苗の生長をデジカメ撮影して帰る途中、JAの職員がテント内に集まっていたので、何だろう?と思いつつそのまま帰りました。帰宅後、妻から「案内状を持って受付を済まさねばならなかったのに!」と言われたが、今更持っていくのも面倒だし、受付なしでも良いだろう?

黒大豆の苗も、1ヶ月近く経つとかなり大きくなりました!

黒大豆畑と田園風景です。

  8月12日(日)
 
おやじ達参加の夏祭り出店で、焼きそば、餃子、枝豆など販売していて週末は忙しく、黒大豆の畑に遠のいていました。やっと落ち着いたので、デジカメとバケツに柄杓を持って3週間ぶりに大豆畑に行ってきました。
 この三週間は短く感じ、あっという間に過ぎ去りましたが、黒大豆とのご対面は、予想以上に大きく育っていて、この暑い日照りの中、一本も枯れずに、丈が約50センチ、葉っぱも大きく沢山茂っていました。定期的に畑の持ち主が水を引き込んでいるのでしょう、畝間は水分を吸って黒ずんだ状態だったので、バケツでの水遣りはしませんでした。
 茂った葉っぱの中をのぞき込むと、黒大豆の大きな株や種の割には小さな、約1センチ程のピンクの花が葉っぱの付け根に恥ずかしそうに隠れて咲いていました。この花が後2ヶ月ほどで鞘に入った薄黒い豆に生長するのです。

付け根に恥じらうように咲いています

  黒大豆の花

定植から1ヶ月半でこんなに大きくなりました!

 8月25日(土)

 

 立て札が隠れるほど成長しました!

 大きな株は台風の影響で横たわっていました。

 21日火曜日、大型台風11号が紀伊半島上陸して関西に北上しているとの情報で、会社からは早く仕事を切りやめて帰宅するよう指示が出ました。でも、予想していたほど雨、風がひどくなく、翌日庭の木々や花たちも何事もなかったように咲いていたので一安心でした。
 休日になったので、大豆畑が台風の影響を受けていないか様子を見に行ってきました。一見何事も無かったように、前回見たときより、さらに大きく育っていました。畑には1人作業している人がいて、こちらに話しかけてきました。台風対策何もしてなかったので、見に来たら株が倒れていたので、竹とビニール紐で補強しているとのことでした。私ももう一度一本々株を確認していくと、背丈が低く見える株は横倒れていました。補強する道具を持ってきていないし無理に持ち上げて株が折れてもいけないのでそのままそっとして帰りました。

 

 

 

 

 

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