福寿草(フクジュソウ) 福山

 今日も、いつもと同じように園芸店を覗きに行きました。まず一番に見るところは、サービス品コーナーです。今回、福寿草が、どの鉢もすべて500円均一となっていましたので、一番高く値札(1700円)が付いていた鉢を購入しました。素焼きの鉢に、火山岩に苔を付け福寿草の株を植え込んた物で、たぶん正月の寄せ植え用の材料の余ったのをセットした物と思います。貧乏性で一番値引率が高いのを選んだのが、よく観察すると花株はあまりよくなかったようです。
 ところで、福山って花の種類と思っていたのですが、店員に尋ねると、このように寄せ植えしたのを言うとのことでした。

 福寿草は、キンポウゲ科、多年草で寒さには非常に強く、早春に開花します。花期には十分な日光を好みますが、暑さを嫌うので夏場は半日陰で管理します。自生地では根が広がり、夏の背丈は30cm以上になることがあるそうです。長い根が十分に水分を吸いながら開花し、翌年の花芽を用意するので、正月用の寄せ植えでは、つぼみのままでなかなか開花しないのがあるようです。植え替えは1年ごと9月頃です。

 この連休に、丹後半島伊根町にカニを食べに行って来ました。カニの刺身に、焼きカニ、カニ雑炊でお腹が一杯になり、露天風呂に3回も入ってきました。

 

      小さな化石の大きなひみつ

 今回は園芸日誌のタイトルから少し異なりますが、「化石」についてです。人と自然の博物館主催の土曜ウイークエンドセミナー「小さな化石大きなひみつ」という講義を聴いてきました。

 皆さんは、化石と聞けばマンモスや恐竜の骨の化石やアンモナイトの貝の化石を思い浮かべると思いまが、今回の化石は顕微鏡で覗いて見る小さな化石=微化石(ミリからマイクロの大きさ)です。

 微化石の種類には、
 1.珪質の殻・骨格をもつ放散虫(原生動物)など
 2.石灰質の殻・骨格をもつ有孔虫(原生動物)など
 3.リン酸カルシウムの殻・骨格をもつコノドント(魚類の咀嚼器官)
 4.有機質の殻・骨格をもつキチノゾア(所属不明)などがあります。

 

    この微化石は分布範囲が広く、多数の個体が得られるなどの点で、大型化石よりすぐれ、形状の違いにより微化石を含む岩石のできた時代(示準化石)や、できた環境(示相化石)=気候、水温がわかります。
 放散虫化石は海底でできた粒の細かい岩石から普通に産出し、古生代最初の時代カンブリア紀(約5億年前)から現世まで存続します。放散虫の形態変化(進化)から岩石のできた時代の決定、地質構造の推定、日本列島のでき方が推測できます。

 顕微鏡の中を覗いて、日本列島の生い立ちや、何億年も昔の時代を想像することはロマンがあり、現在の些細な出来事に苦慮している自分が馬鹿らしく思えてきます。

 

     ヒヤシンスの鉢

 本日のバーゲン品、ヒヤシンスを買ってきました。一鉢だけ定価680円のところ、200円になっていました。花びらは赤でいっぱい咲いています。そのため花が重く垂れ下がっていたので、帰宅後支柱を立てて補強しました。ヒヤシンスは、小学校の理科の実験で水栽培したぐらいで、それほどほしい花ではなかったのですが、植木鉢が陶器で200円なら安いと思って買いました。でも、子供からは可愛くないとけなされました。

  ヒヤシンスはユリ科の球根で、原産地はアフリカ、花期は4月で、いい香りがします。暖かな日当たりの良い室内に置いて、鉢土が乾かない程度に水を与え、花後は早めに花がらを摘み、6月頃球根を堀り上げて風通しのよい日陰で乾燥し貯蔵する。

 

 

 

 

 

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