2   黒大豆煮付け失敗!  

 株からむしった大豆の鞘をビニールシートに並べ、数日間日当たりの良い場所で乾燥しました。良く乾燥した鞘は、パリッと割れて、まん丸い黒い豆が出てきます。湿っぽい鞘は、剥がれにくく、豆も楕円形になっています。若い鞘は、黒くならず赤紫色です。中には、鞘から出した時にはじけて割れてしまう物やカビっている物までありました。

 早速、試食に黒大豆を煮詰めました。味付けに砂糖、醤油、鰹だしを加え水がなくなるまで加熱しました。しかし、時間と共に黒大豆は堅くなり、しわが寄り出しました。豆の中の水分が出てしまったためです。これを防ぐのは、最後まで加熱せず豆が汁に浸かった状態で冷ますべきでした?

 子供には、ふじっこの「お豆」の方が美味しいといやみを言われました。


枝豆のおいしいゆがき方

  1.まず軽く水洗いし、塩を付けて揉むようにしてよく洗います。

 2.たっぷりのお湯を沸かして塩を適量入れ(2%程度)、枝豆をゆでます。

   この時、枝豆の量が多いと湯の温度が下がってしまい、「煮豆」のようになってしまいますので気を付けてください。

 3.5分〜10分でゆであがります。ゆで加減は実際に食べながら調整してください。ゆであがった後も余熱でゆで具合が進行しますので早めに引き上げましょう。

 4.引き上げたら素早く冷やします。団扇であおぐ、氷水で冷やすなどして、出来る限り早く冷やしましょう。ただし長く水に浸けておくとふやけて味が落ちてしまいます。注意しましょう!

 5.アツアツを食べたい人は冷ます必要はありません。すぐにおいしくいただきましょう! また、消化、吸収はあまりよい方ではないので、食べ過ぎにはご注意!

兵庫六甲農業協同組合
○○営農支援センター

1  黒大豆のオーナーになって。

 6月中旬に黒大豆のオーナーになりませんかというチラシ及び申込書を見て、すぐに応募しました。多数の場合抽選となっていましたが、最終139名のオーナーが名簿に載っていました。

  7月1日当日、会費3000円支払い、「いきいき黒大豆ふれあいオーナー制度の会」の会員となり、苗25本をもらいました。自分の区画(番号は受付順で4番です)の畝の中央に45センチ間隔に穴を掘って下葉まで植え付けます。株元の土を軽く押さえ、赤いバケツに畦の水をくみ、紙コップで苗ごとに水やりを行います。最後に自分の区画に名前を書いたプレートを挿して終了です。

 7月、8月は水不足で毎週週末には、よく畑の側溝の水をバケツで運び、杓子で水やりをしましたが、9月には適度な雨で水やりをすることなく順調に育ちました(3本は夏の日照りで枯れましたが)。

 当初、隣の農家の黒大豆は青々と苗が育っていましたが、私たち素人農園では、育ちがバラバラで、本当に実がなるのだろうか心配していました。でも農業共同組合さんが、適宜畑に水を引き、肥料の追加、消毒等行ってくれたおかげで立派に育っていきました。

 「苗に水やりをする場合は、チョロチョロかけててはダメ!根が水を求めて上に伸びるので水やりは一気にやりなさい!」
 「畝には入り込まない、せっかくの毛根がみな踏まれて死んでしまう!」 と隣の農家の人に叱られました。

 10月7日に収穫祭となりました。枝豆がなっているのか心配でしたが、大きな葉っぱをどけてのぞき込みますと、軸の回りにたくさん実がなっていました。

 大きく育っている黒大豆の苗を2本引き抜いて持ち帰り、さっそく枝豆にしておいしくいただきました。一般の枝豆に比べて黒大豆の枝豆は、大きく、味もこくがあります。

 枝豆としての食べ頃は10月末まで(後には豆が堅くなる)、黒大豆にする場合は、11月中頃まで育て収穫し、2〜3日干して黒大豆を取るそうです。

 11月18日 残りの黒大豆の株(6本)を引き抜きました。半分ほど鞘が褐色がかっています。本当は株を縛って逆さまにして天日に数日間干します。そうすると中の黒大豆が剥がれやすくなって、黒大豆が取れるとのことです。最近では、手間と時間がかかるため枝豆として売る農家が増えてきているようです。

 我が家も、今年の正月は自家製の黒大豆が食べられるかな?


【日 程 表】

1.7月1日、2日 説明会及び定植
2.7月下旬    中耕・除草 土寄せ
3.8月下旬    防除
4.10月15日  枝豆収穫体験(予定)
5.11月下旬〜12月上旬 脱穀体験・収穫祭

 ※ 今年の正月には、自家製の黒まめを沢山おいしく頂きました。


 

 

 

 

 

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