一般的には、プランターを使用しますが、「けちけち園芸」としては 、発砲スチロールや麻袋（南京袋）や米袋を使用します。

　発泡スチロールは、市場やスーパーに行けばいくらでも貰えます。軽くて保温もよく、底に数カ所排水用の穴をあけて使用します。

　米袋や肥料や園芸用土を使った後のビニール袋は、軽く移動しやすく、丈夫です。横に通気、排水用の穴をあけて使用します。菜園容器として以外に、風よけや苗の霜よけにも利用できます。

　麻袋（南京袋）は、通気性も排水性も兼ね備えており、根が活発に呼吸作用を行います。それによって、光合成が促進され植物育成の理想の容器と言えます。また、１年使用すれば袋はぼろぼろになり、翌年は堆肥の原料となり無駄がありません。

　※平成１１年度コミュニティーカレッジのテキストから参照

　皆さんは、鉢植えや、プランタン植えした花の終わった後の土をどの様にされているのでしょうか？

　土は廃棄物処理法上、ゴミと規定されていないため、可燃ゴミとしても、不燃ゴミとしても引き取ってくれません。

　土はゴミではないのです。消毒などしてリサイクルしましょう。

　まず、花が終わった後の土は、茎、根を取り除き、湿らせてビニール袋に入れて密栓し、数日間、日光に当てて蒸気殺菌を行います。または、日光の当たるコンクリート面に平らに置いて日光消毒します。上記方法では消毒がまだ心配な場合は、ゴミや根っこ、時には幼虫など潜んでいることもありますので、篩いで取り除いてから、いらなくなったフライパンで、から煎りするとよいでしょう。その後、石灰（土の量の約５％、時々海苔やお菓子に乾燥剤として使用している白い粉があるので再利用しましょう）を混ぜ、１０日ほど置いておく（発熱するのですぐには使用しない）と中和されて再び使用することが出来ます。

    １．水はけ、水持ち、通気性がよいこと。

    ２．病害に侵されていないこと。

    ３．有機物及び各種養分を含み、よく肥えていること。

    ４．酸度が適当であること。

　　黒土５：ピートモス２：腐葉土２：川砂１、これに消石灰または苦土石灰を種まき、定植予定日の２〜３週間前に済ませておきます。