我が町では5月27日からまちなみガーデンショーが1週間開催されます。このガーデニングショーでは、寄せ植え、ハンギングバスケット、ミニガーデンのコンテストがあり、それに出展できるように寄せ植え講習会が26日昼から開催されたので、会社を半日休暇を取って参加しました。
1.良い苗を選ぶ。
良い苗とは、花を見て選ぶのでなく(花はあくまでもどんな花種か確認するだけ)、茎が太く、葉の色つやが良く、葉と葉の間隔が狭いものを選びましょう。ポットを持って揺すったとき、ぐらぐらする株はダメで、こっそりポットから株を抜いて根が茶色になっていてもダメです。
2.植物の性質を調べる。
生育温度、日照、水分要求量、背丈
日光を好むか、日陰を好むか、水分を好むか、加湿を嫌うかを園芸店で聞いて混在しないようにしましょう
3.配色を考える。
1色のみ→シンプルでポイント効果
2色使用→コントラスト、類似効果
3色以上→グラデーション効果
パステルカラー→白に近い色で柔らかく、優しくまとめる
コントラスト→赤と白、紫と白ではっきりと印象づける
同系色→赤色系、黄色系で明るく温かくまとめる(冬場)
青色系、涼感でまとめる(夏場)
※鉢(容器)の色と花の色とのバランスも考える。
4.植え込み材料を準備する。
素焼きの鉢(テラコッタ)→通気性、水はけが良いが、重く、 割れやすく、高価。
プラスチック鉢→軽く丈夫、低価格、通気性が悪い。
木でできた鉢(樽)→通気性がよい、耐水性、腐る。
※鉢と植え込み植物の大きさは(高さ10cm、幅20cm鉢)
高さ×2+幅=10×2+20=40cmまでとなります。
5.植え込み手順
鉢底石(軽石、日向土)を鉢の1/5まで入れる。この時、軽石をネットに入れて使用すると、次回植え替えのとき篩い分けしなくてもリサイクル出来ます。
用土(赤玉3:腐葉土1)に緩効性肥料(マグアンプK)を混ぜて鉢に入れる。苗をポットに植えたまま、鉢に入れ高さを計り、その分を残して用土を加える。
ポットに入れたまま、苗を鉢に入れてみてバランスを見る。プラスチック容器は接続部があるのでそれを後ろに回し、植物も顔があるので、ひと株ずつ正面を向ける。
植えつけ時には、苗の底の部分をほぐす必要はない(よほど根が廻っているものは軽くほぐす)。鉢に植えてあった大苗はそのまま植え、背丈の高いものから植えると作業がしやすい。
鉢縁から3cm下のところまで用土を入れる(ウォータースペース)。植え込みが終わったら水をたっぷりと与える。
アブラムシ・毛虫予防にオルトラン粒剤を寄せ植え時に加えておくと効果がある(ハーブや野菜など食べ物の場合木酢液を使用)。2週間ほどして、切り戻しをすれば枝が分かれて、株が大きくなる。
これは昨年の優秀作品です。
|